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ダイレクトエアクリーナー装着1



 私は306の前期(N3)型から206に乗り換えたのですが、 一番初めに気になったのが低速トルクの薄さです。 もちろん排気量が2割ダウンしたので、 トルクも約2割ダウンしているのは当然ですが、 ボディが1割程度軽いのでそれほどの落差は無いと思っていました。
 ところが実際に乗ってみると、2,000rpm以下はまるで使い物にならないほど 希薄なトルク感で、正直言って参りました。 確かにカタログで見ると306XSiはSOHCだったこともあり、 最大トルクをわずか2,750rpmで出しているのに対して、 206はDOHCで4,000rpmに上がっています。
 そのトルクを出している回転域が高いことによって、低回転ではトルクが薄くなり、 さらに近年の低燃費化・環境にやさしい排ガスを狙っているため、 低回転域でのパワーダウンは致し方ない様です。

 ところがそんなことであきらめる私ではありません。 306の時にはもともと中古で買ったこともあり、 部品交換は極力安く手に入る社外品を使用していたので、 図らずも吸排気系をチューンナップすることも経験しました。  そこで一番効果があったのがエアクリーナーの交換です。 それも純正交換ではなくダイレクトのエアクリーナーです。 いわゆる毒キノコですね。(笑)

そこで早速購入するために商品選定に入ったわけですが、 306の時につけていたK&Nはどうやら私の206('02XS)のDOHCに対応するものはまだ出ていない様子。 一方、ラリーで有名なGREENはなんと3万円もする上に、ほとんど値引きがないようです。 そ・こ・で…

考えたのが『流用』です。
しかも生半可なのじゃなくて、いわゆる国産でもっとも売れている安いモデルを、 そのままつくようにしてしまえば、維持費も安く済むというものです。 ま、別のページで紹介しているワイパーなんかはそのものですね。

国産チューンでもっとも売れている(と思う)HKSの『パワーフロー』に焦点を絞り、 流用チューンすることにしました。 HKSのエアクリはオートバックスでも換えフィルターが売っているくらいで、 価格も2,000程度です。 これなら下手に洗浄しなければならないものを買うよりも、 メンテナンスも楽でしかも安く済みそうです。
K&NやGREENの場合にはクリーニングキットが出ていますが、 そのキット自体も安いものではないし、 クリーニング自体はそれほど大変でもないようですが、 交換するほうが手参らずです。

まず取り付けの方法ですが、Webを探していたら、 このような(Link)すばらしく簡単な取り付け方法を実践している方を見つけました。 これなら純正の便利な点をすべてキープしつつダイレクトの吸器量を得られます。 そこで早速、事前調査をすることにしました。


エアクリーナーボックス
真中の四角いのがエアクリーナーボックスです。
プラスネジ4ヶ所で止まっていますので、緩めて外します
また、その左上に見える金属バンドを緩めると、蓋をすべて外すことが出来ます。
純正エアクリ
乾式の紙で出来ているエアクリーナーです。
まぁ一般的なエアクリですね。しかし排気量にしては少し小さいと思うのですが…
大気側
こんなふうにクリーナーを外すと、下に向かって空気の取り入れ口が伸びているのがわかります。
エアクリはこのようにたくさん折られて表面積を増加させていますが、純正ではあまり吸気出来そうにありません。
エアクリのふち
このゴムの部分を取っ払って再利用すれば、
上のオーナーの方法を取った場合でも、吸気漏れが少なくなりそうです。
取り付け部分
こんなふうにプラスチックの枠にゴムがうまくはまっているので、 これを利用しない手は無いでしょう!
エンジン側のパイプ
およそφ70ですね。
エアクリボックスの蓋
横から見るとこんな感じです。
エアクリボックス採寸1
横方向はピッタリ19cm
エアクリボックス採寸2
縦方向は16.5cm
エアクリボックス採寸3
深さは大体16cmくらいですね。

しかし、上で紹介した方法をやるためにはHKSのパワースローは残念ながら入りません。
パワーフローには大きさが2種類あり、φ200とφ150です。 そのφ150の方なら寸法上は入るのですが、 それの対応するモデルを見ると、軽自動車からリッターカーくらいなので、 吸器量を増やす目的にはそぐわないことが解りました。
もちろんこちら(Link)のオーナーのようにK&N等を使えばいいのですが、 私にはそんなお金がありませんから!(笑)
そうしたら後は、エアクリボックスを取っ払って、 エンジンルームに剥き出しに置く案しか残っていません。

そこで、ここから先はちょっと内緒なのですが、 とある方法でHKSのパワーフローをそのままポン付けしちゃいました。 これは意外と簡単です。
ただし詳細は秘密です(笑)


こんな感じです
あ、ガムテープはダミーです。
とりあえずタイラップが見つからなかったのでガムテにしちゃいました。
見苦しくてすみません(^^;
ちょっと注意!
エアクリ自体が暴れるとラジエターのコアにあたって、 放熱フィンを曲げてしまいますので、当たらないように固定する必要があります。
もちろんガムテじゃダメですよ!(笑)
外した部品
エアクリボックスの下の部分はなんと、手で引っ張れば簡単に外れます。


【10分インプレ】
 エンジン始動時にはCPUがその吸器量に驚いているのか、 少しの間ブルブルとぎこちなさげにアイドリングしていましたが、 すぐに学習したのか、落ち着きました。 朝一番で冷え切っていたせいもあるかもしれませんね。
 乗ってすぐにわかったのが、アイドリングの音でした。 振動やエンジン音に変化はありませんが、排気音の低音が若干強くなった気がします。
そしてブリッピングするとその違いは明らかで、 「シュゴッ!シュゴッ!」っていいます。 アクセルをゆっくり大きく開けていくと「シュゥゥゥゴォォォ〜〜〜!」って言います。
そして走り出すと、明らかに低速のトルクが変わっています。しかもエンブレが少し弱まった感じなので、低速でのギクシャク感がなくなり、運転しやすくなりました。
また、低回転でアクセルを軽く踏んだときの嫌なビビリ音も消えました。 しかしその回転域では音質の変化はほとんど感じられません。
そしてアクセルをさらに踏み込んでいくと…つづく

私の交換履歴(メモ)
初めての装着:2003.06.29:ヤフオクで買った中古
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