top | 206XS | 306XSi | drive | topics | cameras | bike | blog | mail

206xs | Way | About | Oil | Wiper | AirCleaner1 | AirCleaner2 | GPS
PowerMeter | Rear break | FAQ | Torque | QuickShift | Silencer | hid
pollen | plug | tire | MP3 | ETC
back

BLITZのPOWER METER i-Dを取り付け



 さて、車好きというと、やっぱりカスタムしたくなるのは当然ですよね。 それは自分の車が好きだから、人が乗っているものよりも良くありたいと思ったり、 違いを見せたいとか、目立ちたいという人もいるかと思います。
 私も当然車好きとしては、こだわりを持って自分の車に接していたいと思っていますが、 206においては、あまり外観をいじるつもりは無かったりします。
306のときに派手なステッカーを貼ったり、うるさいマフラーをつけてみたり、 外見から「いじっているな」と思わせるカスタムをしていたせいでしょうか、 あるいは自分が大人になったからなのか、はたまた206はそのままの状態でも格好いいからとか、 そんな親(?)バカな気持ちを持っているわけではありませんが、 とにかくシャコタンとか爆音とか、そういうモノとは違う方向性でカスタムしていきたいと思っています。
 そこで考えたのが、やはり性能を良くする、いわゆる『チューンナップ』ですね。 それを素人考え&DIYでどこまで突き詰めることができるのか、 そういったことを考えていきたいと思ったのです。
 しかしそのためには、パーツを換えたりした場合には必ずその効果を計らなければなりません。 しかも「乗った感じ」ではなく、数字として根拠を出していかなければ、 総合的な結果として車が良い状態になっているのかどうか、判断することが出来ません。
 そのために今回の「BLITZ POWER METER i-D」を購入することにしました。

この装置は車速センサーからの情報と、車の総重量を元に馬力を計算して表示することができるものです。 単なるスピードメーターにおまけとして「シャシーダイナモ」の機能がついたもの程度なのですが、 雑誌のレポートや個人のホームページを参考にしてみると、 実際にシャシーダイナモ装置でパワー測定した結果に、かなり近い数字を得ることができるようです。
もちろん厳密には走行した道路の傾斜や、重量の誤差等も考えなくてはなりませんが、 実走行時のデータという点では、ある意味シャシーダイナモ上での計測よりも信憑性が高いかもしれませんね。
 あと、もちろんゼロヨンなどのタイム計測機能もあるので、自分自身のテクニックを測定することも出来ます。 どんなに速いマシンでもシフトミスしていては良い結果が出るわけありませんからね。

前置きが長くなりましたが、チューンナップの方向性を見失わないよう、 各パーツの特徴を数字でデータ化するために、導入してみました。

パワーメーター取り付け

まずは電源確保から
パワーメーターのマニュアルではプラスをアクセサリー電源から取り、マイナスはボディアースとなっていますが、 それって結構面倒くさいんですよね。
しかもシガーライターソケットから取るようにしておけば、どんな車にもすぐに取り付けられるという利点もあるので、 ソケットから電源を取ることにしました。
で、206のソケットはこんなところにあります。
配線の交換
パワーメーター本体からは黒い被服で覆われた線が1.5mほど延びていて、その先に白いソケットがあり、 その先からは赤・黒・橙の3色の線が伸びています。赤と黒が電源のプラス・マイナス。 そして橙が車速パルスという割り当てになっています。
私は電源用にオートバックスでヒューズ入りシガーライターソケット用電源ケーブルを買ってきて、 赤と黒の線は切断し、この線にはんだ付けしてしまいました。
シガーライターソケット完成
もともとポータブルのナビでひとつしかない電源を使っていたので、 今回のパワーメーターは元から分岐させることにしました。
でも余り綺麗じゃないな〜〜〜(ーー;
ついた〜!
206はインパネが曲面を多用した凝ったデザインなので、 メーターを配置するのに適当な場所があまりありません。
仕方が無いのでとりあえずこの場所につけることにしました。 これなら配線はナビのものと一緒に束ねておくことができるので、 見た目的にもGoodです。
電源ON!
こんな感じの運転席になりました。 さらににぎやかになるかと思いましたが、本体も液晶も派手な色ではないので、 浮かずにすみました。
しかし中途半端な場所だ…(^^;
電源投入時のアニメーション
液晶自体が安っぽいらしく、ゴーストみたいに出ちゃいますね。 最近の高価な液晶でもこういう現象は多少残っていますけど、反応速度も遅めだし、ちょっと萎え〜(^^;
モードがいろいろあるぞ
これはリアルタイムに馬力と速度のデータを表示するモードです。
加速していないときには馬力は常にゼロです。(あたりまえ)
シャシーダイナモ機能
これがお目当ての(?)シャシーダイナモ画面です。
ちょっと画面自体が小さいけど、ちゃんとそれらしく見えますよね。


10分インプレ

 まず取り付けて一番最初にやることは速度のキャリブレーションです。 このメーターは車速パルスからの情報がすべてなので、これが一番大切ですね。 BLITZパワーメーターでは40km/hで定速走行し、キャリブレーションを行います。
 しかし、この作業、ドライバー一人でやるときっとえらく危険です。 私は今回友人に同乗してもらって行ったのですが、 かなり気をつけていても、周りに交通がある状況では40km/hの定速走行を行うだけでも、 結構気を使うものなので、一人で作業はまずムリでしょう…。

次に、車重の入力をします。10kg刻みで設定できます。 206の場合、私のXS('02MT)の車検証に乗っている重量が1050kgなので、 それにガソリン満タン分(タンクが50l)50kgと、乗務員の体重約150kgと、 メニュアルにはその他もろもろの荷物分20〜30kgも足すことになっていましたが、 実際に計る場合には私一人の乗車のときになると思うし、 まずは試験的に使って見たかったので、適当に1,200kgに設定。これでようやく準備OKです。

まずは「パワー/スピード」モードにして走り出すと、面白いように馬力と車速を表示します。 表示される数字のサンプリングタイムは0.2秒との事なので、1秒間に5回更新されており、 表示に関してもたつきなどは一切感じられません。なかなか面白いぞ。(^-^)

今日はまだ本格的には使いませんでしたが、明日以降、 車に乗る機会があるたびに、調子をチェックする意味もこめて、 マメにいろいろな機能を使って見ようと思います。

ちなみに今日計測した中では144PSという数字が出ました。 車重の設定ががちょっと重すぎたかもしれませんが、 普通はもっと高速なギアで計測するのと、私はエアクリを交換しているのですが、 カタログ値が108PSなので、これほどの大きなの数字が出るとは思いませんでした。 なにか設定方法間違えてるかな…?!ともかくしばらく使ってみて、もう一度レポートしたいと思います。
2003.8.15更新

パワーメーターでいろいろ測定

高いギアでの測定
高速道路で高いギアで引っ張ると、170馬力も出ました。
206XSのカタログスペックは108馬力ですから、 何か測定方法が違っているとかでしょうか?
瞬間馬力の表示にしているとそこまでの馬力は出ていないので、 そちらのほうが信憑性があるのでしょうか?
このあたりははっきり言って謎です。
馬力のみ表示
シャシダイモードでは数字が出ないので数字は瞬間馬力モードのピークホールド機能で確認。
一応車速センサーからの情報なので、完全な軸出力といえるのですが、、、
いったいどうなってるの?
発進から1速でフル加速
発進後にすぐにクラッチを繋いでいるため、 馬力のカーブが比例的にほとんど直線ということから見ると、 良く言えばトルクカーブはほぼ完全にフラットであることが解ります。
悪く言うと盛り上がりの無いエンジンだこと…(^^;
レブリミットに当ててすぐにクラッチを切って停止しているので、 パワーが盛り上がった後、一気に落ちています。
馬力表示
1速でフル加速した場合、100馬力弱の表示をします。
ちなみにエアクリを純正に戻して測定した場合、95馬力と若干ですが差が出ましたが、 この程度は誤差の範囲内かと思います。
1速ではほとんど差が出ないかと思われますので、 今度、2〜3速できちんと計測して見たいと思います。
2003.8.30更新

私の改造履歴(メモ)
パワーメーター装着:2003.08.15:平野タイヤ(Link)より通販で購入
[an error occurred while processing this directive]

 now  visiter(s)
All Right Reserve, Copyright(c) 2002 206XS.com