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今日もYahoo!ニュースから。
 安倍晋三首相は16日、残業の概念をなくす「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」制度を導入する労働基準法改正案について「働く人たち、国民の理解が不可欠だ。今の段階では理解を得られていない」と述べ、25日召集の通常国会への提出を断念することを明らかにした。首相官邸で記者団に語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070116-00000104-mai-pol

あたりまえでしょう。



別にこの法案単体が悪いとは思わないけど、少なくとも今の日本で運用できる案では無いでしょう。「根回しに失敗した」とか、面白いセリフ吐いてる場合じゃないのは本人が一番わかってるんだろうけど、雲の上でサラリーマンの生活を大きく左右する事を、面白半分で話されてると思うだけで政治不信になるというものですよ。

これまで色々な会社で働いてきて、正社員だったり契約社員だったりしているから、サラリーマンとしては色々な立場を経験してきている方だと思うんだけど、それで判ったのは「部下を正当に評価できる人(管理職)がいない」という事です。
この法案の趣旨としては、要は裁量労働の利点を引き出すことだと思うのですが、今の日本の社会ってアレですよね。まだこういうの(↓)が普通だったりするじゃないですか。

・上司が残っていると帰れない
・定時で帰ると暇だと思われる
・仕事も無いのに生活残業してる
・飲み会を断ると評価が下がる
・人に押し付けてサボるのが得
・上司は部下の責任を取らない

こんな状態で、この法案が通ったりしたら、残業代をカットできて、経営陣が投資や自分の給料を増やしたりするでしょう。経団連のミタライ君が推し進めるのは、甘い汁を吸ってきた&吸いつづけられるからなんでしょうね。そして、政治家は様々な形で多量のキックバックが期待できるので、早く無理矢理にでも通したかった、と。まぁ政治家は所詮自分の懐にいくら入るかで動く動物ですからね。

そして、主役(?)のサラリーマンは「著しく年収がダウン→モチベーションもダウン→鬱病が増加→過労死・自殺者激増」というシナリオ通りになるだけですから。かといって、その防止法を考えるとか、そういう方向の話はそもそも違うと思うんですよ。
そういうわけで、このまま施行されてしまった場合、昨年話題となった格差社会を助長するだけの、役立たずの悪法になってしまうのは目に見えています。

なので、日本人の習慣や考えが大きく変わらないと、導入するのは日本の国際競争力の低下を招くだけに感じます。
もちろんいずれは変わっていくと良いんですけど、来世紀くらいには変わるかな。。。サラリーマン、やめようかな。。。

と、妄想してみました。



[2007.01.18追記]
「残業代ゼロ」先行 払拭できず 今度は経済界を敵に回す?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070118-00000003-san-pol&kz=pol


なんだか伝えたい事が良くわからない記事ではありますが、結局は塩崎君の暴走って事でいいのでしょうか。
道路系の財源一般化で散々混乱させた犯人もコイツか。政治家のクセに根回しヘタなんだね。なんかちょっと共感できるものがあるかもw


| 日記・雑談 | 11:29 PM | comments (x) | trackback (x) |

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