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メルセデス・ベンツが2007年のフランクフルトショーで出展したコンセプトカー『F700』に搭載した新技術のエンジンを搭載した車の試乗会が報道機関向けに行われたようです。
【carview】メルセデス・ベンツ F700

詳細は記事がきちんと抑えてくれているので読んでもらえば判りますが、これはすごいです。
今後はディーゼルが本命になると思われた自動車業界の方向性が大きく変わる可能性がありますね。



簡単に書くと、ガソリンを使ったままディーゼルの様な高効率の燃焼を行う事が出来るというものです。
現在のガソリンエンジンの熱効率がおよそ32%、ディーゼルが46%と言われていますので、仮にディーゼルと同等になるとすると、1.5倍高効率化されると言う事です。
それによってたった1800ccのターボエンジンで、238ps/40.8Kgmを発生し、燃費はなんと17Km/L以上という超怒級のエコモンスター。

これが日本メーカーで実用化出来たらすごいです。例えば軽自動車。
660ccは約1/3になるので80馬力/13.6kgmで、燃費はおよそ倍だとすると34km/L。
今のエンジンは60馬力/6.6kgmで燃費はせいぜい25km/L程度。アクセルを踏んだ際の加速力がトルク=パワーと感じるので、体感パワーは倍になって燃費は1.5倍なんて、これは夢のマシーンですね。

しかし、ガソリンエンジンで圧縮比を大幅に上げて自己着火させるという考えはすごいですね。ノッキング(異常燃焼)を逆手にとってそのまま燃焼させてしまうということでしょう。
それが何を意味するか一瞬わかりませんでしたが、均一な燃焼と燃焼効率の向上が得られるそうです。

さらに、その技術を実現させるために用意した“電動タービン”というのが面白いですね。
私もNA車のパワーアップのために、強力な電動FANを用意してインマニ内部が不圧になるのを防いだらどうだろうか?なんて半分まじめに考えた事があったのですが、モーターをそのまま加圧に使用してしまうことができるとは。。。
さらに排気圧で駆動するタイプのタービンだとタイムラグや熱問題などが致命的ですが、電動にすることでそれらの問題をクリアして、さらにメカニカルロスも減らすことが出来ますね。
もちろんコンピュータ制御にも適しているので、エコ志向のエンジンにはもってこいの機構ですね。
そのうち、VWのTSIエンジンが採用したりして。

それにしてもこういった素晴らしい技術が日本のメーカーから出てこないのは、人の足を引っ張ることしか知らない文化からでしょうか。。。
クリーンディーゼルはバカ政治家やその他の既得権益にまとわりついた害虫+マスコミの情報操作から国内導入が遅れたみたいだし、VWのエコ・ターボなど、ハイブリッド以外のエコ・エンジンが育たない土壌はどうかと思いますねぇ。
| | 09:18 PM | comments (0) | trackback (x) |










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